ミニバードで1つのデータベースにWordPressを複数インストールする方法

1つのデータベースに複数のWordPressをインストールする手順です。

「サイトネットワーク管理」で1つのワードプレスで複数のサイト(マルチサイト)を動かしたかったのですが、動作しなかったため、1つのデータベースで複数のワードプレスをインストールすることにしました。

「サイトネットワーク管理」でサイトを追加するところまでは問題なくできていたので、ワードプレスをインストールした後は、ここからログインすることもできます。

マルチサイトの設定はネットワークの作成を参考にしてください。

もちろんネットワークを作成しなくても管理できます。

ということで、「サイトネットワーク管理」を設定できてもマルチサイトでワードプレスが動作しない人限定で、どうしても「サイトネットワーク管理」からサブドメインにログインしたい場合の設定方法です。


ワードプレスのインストールには「簡単インストール」を利用します。そのため、データベースに1つ以上空きがあることが条件です。インストール後は削除するので5つとも使用可能です。

手動でインストールできる人はデータベースに空きがなくてもOKです。「データベースとテーブル接頭辞の変更」へ進んでください。

既存のワードプレスに使用しているデータベースの「データベーステーブル接頭辞」を変更して、ワードプレスをインストールします。

サブドメインにワードプレスをインストール

サブドメインを追加して、ワードプレスを自動インストールします。

サブドメインの追加


サブドメインは、サイドバーの「サブドメイン設定」をクリック>「サブドメイン追加」タブをクリック>「サブドメイン名」にサブドメイン入力>「確認画面」をクリック>「確定する」をクリックから追加します。


確定後、「FTPアカウント設定」でログインすると、サブドメインのフォルダが追加されています。

ワードプレスのインストール


ワードプレスは、サイドバーの「簡単インストール」をクリック>ワードプレスをインストールするドメインを「選択」>「追加インストール」タブをクリック>ワードプレスの「インストール設定」をクリック>「インストール先」で追加したサブドメインを選択>「ブログ名」「ユーザー名」「パスワード」「メールアドレス」を入力>「確認画面」をクリックからインストールします。


ワードプレスのログイン画面が表示されない場合は、追加したサブドメインのフォルダをクリックして、「index.html」と「default_page.png」を削除してください。

ここで一度、ワードプレスにログインしてください。ログインできることを確認後、データベースとテーブル接頭辞を変更してください。
※ログインせずに次の手順に進むと「インストール画面」が表示されません。

データベースとテーブル接頭辞の変更

続いて、データベースとテーブル接頭辞を変更します。
今回はメインで使用している独自ドメインのデータベースに変更します。

独自ドメインのデータベースを確認


サイドバーの「FTPアカウント設定」をクリック>独自ドメインを「選択」>WebFTPにログイン>「wp-config.php」を編集モードでファイルを開く>表示された中身(下記)をコピーする。
/** WordPress のためのデータベース名 */
define('DB_NAME', '***');

/** MySQL データベースのユーザー名 */
define('DB_USER', '***');

/** MySQL データベースのパスワード */
define('DB_PASSWORD', '***');
※***はデータベースごとに異なります。

サブドメインのデータベースを変更

上記の部分をサブドメインの「wp-config.php」に貼り付け(置き換え)します。この時(貼り付け前)のデータベース名をメモしておいてください。あとで削除します。

次に、
$table_prefix  = 'wp_';
のwp_(テーブル接頭辞)の部分を任意の文字列に変更します。

今回は、wp_2に変更し、
$table_prefix  = 'wp_2';
としました。

接頭辞は半角英数字と下線が使えるので、動作の快適性を無視すれば、ほぼ無限に作成することができます。

ワードプレスにログイン


ログインページにアクセスするとインストール画面に移行します。

「サイトのタイトル」「ユーザー名」「パスワード」「メールアドレス」を入力して「WordPressをインストール」をクリックします。

「成功しました」ページが表示されたら完了です。

データベースの削除

ワードプレスにログインできることを確認したら、データベースを削除します。

上でメモしたデータベースを削除します。

削除して空いた分は、別のデータベースを作成してワードプレスをインストールできます。
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